MEDICAL
LASER医療レーザーの照射について
医療レーザー脱毛とは
医療レーザー脱毛とは、医療機関でのみ取り扱える高出力のレーザー脱毛機器を使用し、毛根や発毛を促す細胞を破壊する脱毛方法です。エステ脱毛とは異なり、医療脱毛は医療者のみが行うため、安全性と確実な脱毛効果が期待できます。
医療レーザーの照射で
脱毛できる仕組み
医療レーザー脱毛では、メラニン色素(毛の色素)に対して反応するレーザーを肌に照射し、毛根や発毛組織を破壊することで脱毛効果を得ることができます。
医療レーザー脱毛では、熱破壊式と蓄熱式の2種類のレーザー照射方式があります。
両者はレーザーの出力や照射方法、主なターゲットとする組織が異なり、それぞれの特徴を活かして使い分けられています。
| 熱破壊式 | 蓄熱式 | |
|---|---|---|
| ターゲット | 毛母細胞 | バルジ領域 |
| 出力 | 強い | 比較的穏やか |
| 照射方法 | 一度に照射 | 断続的に照射 |
| 痛み | 強い | 少ない |
レジーナクリニックで
使用する機器
レジーナクリニックでは、熱破壊式と蓄熱式の計4種類の脱毛機器を採用しています。
(一部クリニックを除く)またご要望に合わせて機器の指定も可能です。
※一部プラン機械指定対象外
PRO
ジェントルマックスプロは、熱破壊式のアレキサンドライトレーザーとYAGレーザーの2波長を搭載した脱毛機です。高出力ながら冷却ガスを噴射しながら照射するため、痛みを抑えつつ高い脱毛効果が期待できます。
PRO
PLUS
ジェントルマックスプロプラス
ジェントルマックスプロプラスは、ジェントルマックスプロの進化版で、より広い照射口とスピーディーな照射が可能なモデルです。冷却性能も高く、痛みを感じやすい部位にも安心して使用できます。
PRO
ジェントルレーズプロは、熱破壊式アレキサンドライトレーザー脱毛機です。波長の短いレーザーのため、濃く太い毛に反応しやすいといえます。レジーナクリニックでは、照射面積の広いハンドピースを使用するため、広範囲の施術も短い時間で対応できます。
TITANIUM
ソプラノチタニウムは、3つの波長のレーザーを同時に照射できる蓄熱式ダイオードレーザー脱毛機です。幅広い毛質や肌質への照射に対応しているほか、従来の機種より施術効率が向上し、約2倍のスピードでの施術が可能になりました。
医療レーザーの
照射可否について
医療レーザー脱毛は高い効果が期待できる一方で、肌の状態や体質によっては照射を見合わせる必要があるケースもあります。
施術を検討されている方は、事前にご自身の肌状態と照らし合わせて確認しておくことが大切です。
- 日焼け・肌色の影響
-
日焼けした肌は、メラニン色素が増加し、レーザーが肌表面にも反応してしまうため、やけどや毛嚢炎のリスクが高まります。そのため、日焼け直後の肌への照射は避ける必要があります。レジーナクリニックでは、日焼けした肌への照射に対応できる蓄熱式レーザー脱毛機を採用しており、肌の状態によっては照射が可能です。ただし、日焼けの程度によっては照射できない場合もあるため、医師の診断が必要です。
- 敏感肌・乾燥肌などの肌質
-
敏感肌や乾燥肌の方は、レーザー照射による刺激で赤みやヒリヒリ感が出やすくなります。レジーナクリニックでは、肌の状態を確認し、適切な出力で照射を行うことで、肌トラブルのリスクを軽減しています。
- ニキビやアザなどの肌トラブル
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ニキビやアザがある部位への照射は、症状を悪化させる可能性があるため、医師の判断により照射を避けることがあります。レジーナクリニックでは、施術前に医師が肌の状態を確認し、適切な対応を行います。
痛みの感じ方と緩和策
医療レーザー脱毛は、毛根に熱エネルギーを加えるため、施術時に痛みを感じることがあります。
痛みの感じ方には個人差があり、不安を感じる方も少なくありません。
そこでレジーナクリニックでは、できるだけ快適に施術を受けていただくためのさまざまな工夫を行っています。
痛みについて
医療レーザー脱毛は、毛根に熱を加えるため、輪ゴムで弾かれたような痛みを感じることがあります。特に、毛が太く密集しているVIOやワキ、皮膚が薄い顔などは、痛みを感じやすい部位です。痛みの感じ方には個人差があり、肌質や毛質によって異なります。
痛みの緩和策
レジーナクリニックでは、痛みを軽減するために
以下の対策を行っています。
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冷却装置付きの脱毛機の使用
照射と同時に肌を冷却することで、痛みを軽減します。
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麻酔クリームの使用
ご要望に合わせて無償で麻酔クリームを使用いたします。
※一部プラン無償対象外
医療レーザーの
照射に伴うリスク
医療レーザー脱毛は、医療機関でのみ行える安全性の高い脱毛方法ですが、
肌にレーザーを照射する以上、少なからずリスクが伴います。
リスクを正しく理解し、事前に対策を取ることで安心して施術を受けることができます。
- 赤み・腫れの発生
-
レーザー照射後は、照射時に発生した熱が皮膚にこもり、赤み・腫れ・ヒリヒリ感どの炎症が起きることがあります。
患部を冷やしたり保湿をしたりすることで、2~3日で治まることがほとんどです。数日経っても炎症が治らない、または悪化した場合はレーザー照射を受けたレジーナクリニックへご連絡ください。
医師が診察をした上で適切な処置・処方を行います。その際は、患者さまによる追加費用のご負担はありません。
- やけどや色素沈着の可能性
-
レーザー照射時に発生した熱が発毛組織から肌に伝わって、稀にやけどすることがあります。
レーザーの出力を抑えることでやけどのリスクは下がりますが、発毛組織を破壊するために必要なレベルの熱を発生させられない可能性があります。
レジーナクリニックでは、照射を担当する看護師が患者さま一人ひとりの肌質や毛質を見極め、細心の注意を払って照射出力を調整しています。
また、やけどのリスクを低減するために冷却装置のついたレーザー機器を採用し、肌を冷やしながら照射を進めております。
- その他の副作用と対処法
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医療レーザー脱毛では、まれに以下のような副作用が起こることがあります。これらの症状が出た場合は、早めに医師の診断を適切な対応を受けることが大切です。レジーナクリニックでは、追加費用なしで診察や薬の処方を行っています 。
■毛嚢炎(毛包炎)
毛嚢炎(もうのうえん)は、毛穴に細菌が入り炎症が起きる症状です。毛穴にニキビのようなブツブツや膿疱が生じ、かゆみや痛みを伴うこともあります。
レーザー照射により毛嚢炎が生じる主な理由は、照射時の熱による皮膚のバリア機能の低下です。毛嚢炎のリスク軽減のためには、肌を清潔に保ち、保湿などのスキンケアを行うことが大切です。 なお、レジーナクリニックでは、感染症予防のため、医療機器は都度、滅菌・消毒を行い、照射前の剃毛には使い捨てのシェーバーを使用するなどの衛生管理を徹底しています。■硬毛化・増毛化
レーザー照射後の副作用として、毛が濃く硬くなる硬毛化や、毛が増える増毛化の症状が現れることがあります。
硬毛化・増毛化の原因や症状が発生するメカニズムはまだ解明されておらず、予防方法や改善方法は確立されていません。 もし医療レーザー脱毛の施術後に硬毛化・増毛化の症状が出た場合は、通院しているレジーナクリニックにご連絡ください。
医師の診察後、次回の施術時に該当箇所のレーザー出力を高めたり、状況に応じて脱毛機器を変えたりするなどの対応をしております。 ただし、契約コースの施術完了後に硬毛化・増毛化が発症したり、太くなった毛が残ったりして引き続き照射をご希望の場合、追加の契約が必要なのでご了承ください。
医療レーザー照射前後の
注意事項
医療レーザー脱毛の効果を最大限に引き出し、肌トラブルを防ぐためには、施術前後のケアがとても重要です。
ここでは施術前に準備しておきたいことや、施術後に心がけるべきアフターケアについてご紹介します。
施術前には、以下の準備を行うことが
推奨されています。
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保湿の徹底
肌の乾燥を防ぎ、照射時の刺激を軽減します。
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毛の自己処理
予約日1〜2日前に自分で毛を処理することでやけどや炎症のリスクを軽減します。
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紫外線対策
日焼けした肌は照射できない場合があるため、紫外線対策を徹底しましょう。
レーザー照射後の肌はデリケートな状態のため、
以下のアフターケアが重要です。
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クールダウン
赤みやほてりがある場合には、冷たいタオルや保冷剤をタオルで包んだものを患部にそっと乗せて、クールダウンさせましょう。
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紫外線対策
脱毛期間中に日焼けをしてしまうと、火傷などの炎症、シミや色素沈着などの肌トラブルにつながる可能性があります。
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保湿の徹底
脱毛した部位はすみずみまでローションやクリームを塗り乾燥を防ぎましょう。
FAQ
よくある質問
- 契約前にテスト照射はできますか?
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はい、可能です。
ご希望の方は、無料カウンセリング時に医療レーザーのテスト照射を受けていただけます。カウンセリングの予約時にテスト照射希望の旨をお申し出ください。
テスト照射する部位は腕(ひじから下)、足(ひざから下)のいずれかです。なお、使用する医療レーザー脱毛機は、医師が選定するため、患者さまがお選びいただくことはできません。
- 脱毛機の指定はできますか?
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可能です。
当院ではオーダーメイドプランでセットプランをお申込みいただいた患者様へは、付帯サービスとして脱毛機の指定が可能な特典がございます。付帯サービスのご利用並びに詳細に関しては、クリニックへお問い合わせください。